コラム

インフルエンザ予防接種Q&A2017年10月

 今年もインフルエンザの予防接種が始まりました。インフルエンザワクチンは本当に効果があるの?いつ接種するのがいいの?などのよくある疑問にお答えします。

インフルエンザワクチンはどんなもの?
インフルエンザの原因となるインフルエンザウィルスはA型、B型、C型に分類され、このうち流行の原因となるのは主にA型とB型です。現在の予防接種に使われるワクチンは4価ワクチンといわれ、A型2種類とB型2種類の合計4種類が含まれています。毎年、多くの種類のインフルエンザウィルスの中からその年に流行するものを予測してワクチンが製造されています。
インフルエンザ予防接種はそもそも効果があるの?
インフルエンザの感染は、ウィルスが体の中に侵入し、体の中で増殖することによっておこります。時には感染が重症化して肺炎や脳症などを合併したり、死亡することもあります。
インフルエンザの予防接種をすることによって体の免疫の予行練習を行うことができ、ウィルスが体の中に侵入した時に免疫がすぐに対応して増殖を防ぐことができるようになります。インフルエンザウィルスの体への侵入そのものを防ぐわけではありませんので、予防接種をしていても感染してしまうことはあります。しかし、感染のリスクを減らす効果や、感染したとしても重症化を予防する効果はあります。特に免疫力の低下した幼児や高齢者、基礎疾患のある方は重症化するリスクが高いため、予防接種を行うメリットが大きいといえます。
インフルエンザ予防接種を受ける時期はいつがいい?
例年、インフルエンザの流行は12月頃より始まり、1~2月頃にピークを迎えます。ただし、ここ数年は流行が早くから始まる傾向があり、10~11月頃から流行することも増えてきました。ワクチンの接種効果が表れるまでに2~3週間程度かかるため、予防接種はなるべく10月下旬から11月中旬に行うようにし、遅くとも12月中には済ませておくようにしましょう。なお、ワクチンの効果は5ヶ月程度続くとされており、10月中に早めに接種した場合でも流行期間中は十分な効果が保たれます。
予防接種を受けた方がいいのはどんな人?
インフルエンザが重症化するリスクが高い幼児や高齢者、糖尿病や心疾患、呼吸器疾患などの基礎疾患のある方、免疫の機能が低下した方は特に予防接種を受けた方がいいでしょう。インフルエンザは学校内で流行することが多いので、小中学生もなるべく接種した方がいいでしょう。仕事などで出かける機会や人に接する機会が多い方にも接種をおすすめします。また、家族内感染を防ぐためにも、感染のリスクが高い本人だけではなく同居の家族も予防接種を受けるようにしましょう。
予防接種をした日は、お風呂に入ってもいいですか?お酒を飲んでもいいですか?
接種後に体調に問題がなければ、お風呂に入ったりお酒を飲んだりしてもかまいません。ただし、激しい運動は控えるようにしましょう。熱っぽくなったり、だるく感じるような場合は、あまり無理をしないようにして過ごしましょう。
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