コラム
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暑い日が続いていますが、暑いからといってスポーツドリンクや炭酸飲料などの清涼飲料水を飲みすぎていないでしょうか?実はスポーツドリンクや炭酸飲料などには多くの糖分が含まれており、飲みすぎには注意が必要です。特にスポーツドリンクは体にいいというイメージがあるため、熱中症予防にと普段から飲むことで糖尿病を発症または悪化させてしまうことが多いのです。
スポーツドリンク(500ml)にはスティックシュガー7~19本分、炭酸飲料(500ml)にはスティックシュガー14~20本分もの砂糖が含まれています。また、「ゼロカロリー」や「ノンカロリー」と表示されたものであっても注意が必要です。この場合の甘味は合成甘味料によるもので、実際には全くの0kcalではないためです。
砂糖が多く含まれている清涼飲料水を飲みすぎると、急激に血糖値があがり、「ペットボトル症候群」(糖尿病性ケトーシス)に陥りやすくなるといわれています。また、血糖値が上がることによりのどが渇きやすくなり、清涼飲料水を飲みすぎるという悪循環に陥ってしまいます。
こういった清涼飲料水の代わりに、普段は水やノンカフェインの麦茶・お茶などで水分補給をするようにしましょう。水分摂取量の目安は、体格や発汗量によって個人差が大きいのですが、成人の場合は食事以外で1~1.5L以上摂取するといいようです。